ACDDE参加報告

学振面接のため2日目からの参加です。フライトが条件付き運行(強風のため引き返す恐れあり)だったり遅延したりしましたが無事参加。

Design & Engineeringということで基本的には形状・構造の解析とかが中心ですが、デザインプロセスにおけるコラボレーション支援や各国のGreen Building基準のマッチングをとる(wikipedia:緑の建物)みたいなのもありました(正直微妙でしたが)。

ウチの研究と関連しそうなものは、VR and Multimediaセッション1に画像編集、補間、超解像が、セッション2にARとかインタフェースの話があります。パラレルセッションで聞けなかったので論文は探して下さい。

CT&ImagesセッションではCT画像からの形状復元、リバースエンジニアリング関係の話題があります。基本的には滑らかな表面を得るために〜を改善しました、という内容。(カテーテルを入れていない変形していない血管を復元するという医療よりのもありました)

直接は関係ないですが興味深かったキーワードは、Casting DesignTopology Optimizationです。
Casting Designは液状素材を型に流しこむ鋳造のことであり、そのシミュレーション高速化や鋳型の自動設計がありました。流体シミュレーションの実用的な応用例の一つだと思います。
Topology Optimizationはフレーム(?)構造の最適化に関する問題です。これは画像検索(Google画像検索:Topology Optimization)をするとわかりやすいです。デザイン、強度などのエネルギー、外的な要因…と考えることがいろいろありそうで面白そう。


発表はおよそ問題なく終わりました。
Don't、Doesn't から始まる質問に対しての返答を間違えると訂正に手間取ります。気をつけましょう。

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