Dynamics & Design Conference 2012 参加報告

Dynamics and Design Conference(D&D2012)に参加してきました。
NPALからは3件の発表を行いました。

三谷純,
"スイープ断面と上面図の入力に基づく折り紙設計手法",
Dynamics and Design Conference 2012, 神奈川, Proceedings No.715, (2012)

鶴田直也, 三谷純, 金森由博,福井幸男,
"スリット入り平板素材の曲げ形状設計",
Dynamics and Design Conference 2012, 神奈川, Proceedings No.716, (2012)

Hugo AKITAYA, Jun MITANI, Yoshihiro KANAMORI and Yukio FUKUI,
"Finding a folding sequence for an origami crease pattern using graph pattern matching",
Dynamics and Design Conference 2012, 神奈川, Proceedings No.819, (2012)

折紙関係のセッションのみ聴講しました。(機械学会主催なのでメインは機械系です)
折紙セッションにもトラスコアパネルや座屈、圧潰エネルギーの話がありました。
面白かったのは舘先生の「柔らかい折り紙」についての研究。
微小な変形を許容してFlexible Polyhedronを設計するという内容です。
最近興味を持って調べていた領域なのでいろいろ情報が得られて良かったです。

この会議は全4日間で発表論文数は395件もあります。
企業のブースもありアンケートに答えると景品が当たる!みたいなのもあって、非常に活気があるように感じました。

タイトルを見る限りでは、物体や構造物に力を加えた時の応答を解析する、挙動をシミュレーションをするといったものが多いようです。
インタラクティブシステムの分野でもシミュレーション(FEMとか)を組み込んだものはよくあるので、興味のある人は文献をあたってみてください。



(鶴田)